ワインのある休日
週末は、夫の同期がNYから遊びに来たので
友人夫妻を誘ってナパへ行くことに!
ナパバレー、ワイン通の人たちにとっては超有名な場所だけど
私がその名前を知ったのはこちらへ来る少し前、
石田純一氏の結婚式なんかで取り上げられて
TVなどで目にするようになってから。
今回初めて訪れる場所なので未知の場所にわくわく。
まずは最も有名どころのひとつ、OPUS ONEへ。
試飲がグラス1杯30ドル!という値段だけ聞いてびっくりした場所でもあります。
ぶどうの木の立ち並ぶこの一本道を抜けると
でーんと現れるこの建物。要塞のような、重厚な外観。
さっそく、2種類の赤ワインを注文。
なるほど確かになめらかでとろっとした液体は、
するすると喉を通っていって、何も知識もない私でもこれは飲みやすい。
もちろん値段を知ってるというのはあるけど、とても美味しく感じました。
屋上には一面ぶどう畑を見渡せる広いテラスも。
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次にやって来たのがMUMM NAPA.
ここはスパークリングワインが有名、ということで
ブドウ畑の見えるテラスでテイスティング。
テイスティング1セットにつき3種類ついてくるので、
5人で合計15本のグラスがテーブルに並べられます。圧巻!
値段も高くないし、きっと少量だよね、と言ってたら
それぞれのグラスになみなみと注いでくれて、皆呆然。
同じスパークリングでも辛口、甘口、ロゼなどいろいろ違いはあるようで、
でも正直最後は違いなんてどうでもよくなるぐらい
もう一生分のスパークリングワインを飲みほした気分になりました。
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ワインばかりが続いていたけど、ここでようやくお待ちかねのランチ。
友達が予約してくれたCindy's Backstreet Kitchen.
ランチ時には次から次へと人が押し寄せて大人気の様子。
内装もカジュアルだけれどモダンな感じでとっても素敵!
お料理にも期待が高まります。
カラマリと野菜のフリット、クラシックシーザーサラダ、中華風ダックバーガーなどなど、、
わくわくするようなオリジナルメニューがずらり。
アメリカのレストランはどれも1皿の量が多いので
大勢で行くといろいろ頼めていいな。
上の写真は、デザートに頼んだCampfire Pie.
絶対甘いに違いない!と言いながらもここの名物ということで
話の種に頼んでみることに。
運ばれてきたパイの大きさに最初皆絶句。(しかも上の部分はマシュマロ!)
けれど、ひとくち食べてみると意外なことに、
温かなマシュマロが口の中で溶けてあとひく美味しさ。
なんだかんだで皆フォークを伸ばして完食でした。
メニューを説明してくれた女性も感じが良く
自分のところの料理に誇りを持ってすすめてくれるのが伝わってきて
美味しいお店に出会えて大満足!
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ワインも飲んだしお腹もいっぱいであとはお昼寝でもして帰りたい気分だったけど、
やる気満々の男性陣につられてもう1つ別のワイナリーへ。
次なる目的地はRubicon Estate。
美しく手入れされたお庭やミュージアム、雑貨などのショップもあって
お散歩するだけでも気持ちいい。
ここは映画監督フランシス・コッポラ氏所有のワイナリーということもあって
ステンドグラスなどもありお洒落。
ワインをサーブするおじちゃまたちもなんだか楽しそうで。
面白かったのは、ワイナリーによって特徴が全く異なること。
建物の様式も内装も敷地の広さも全くちがって
それを見るだけでも巡る価値はあるなあと思いました。
もちろんワインが好きならなおさら楽しいのだろうけど。
周りを見回すと、午後の陽の光に照らされて、
グラス片手に談笑する人たちの顔が本当に幸せそう。
ここ最近はずっと晴天続きでからっと気持ちいい気候もあって
青空とワインと親しい人たちの3拍子揃ったここは
地上の楽園!?と感じられるくらい至福の午後でした。
by cafe_machilda
| 2011-05-03 10:05
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